菊芋(きくいも)はキク科ヒマワリ属の多年草で、食用とされるのはその肥大した根の部分です。
北アメリカが原産とされ、日本には江戸時代末期に家畜の飼料用として導入されていました。
菊芋はデンプンを主体とするイモ類とは異なり、デンプンはほとんど含まず、
菊芋の主成分の約半分はイヌリンという食物繊維です。 イヌリンは血糖値を下げる
効能があると言われており、「天然のインスリン」とも言われるほどです。
そのため、特に血糖値が気になる方には菊芋が大変おすすめです。
イヌリンはタマネギ、ニラ、ゴボウ、アザミなどのキク科の植物に多く含まれて
いますが、その中でもこの菊芋には特に多く含まれています。
血糖値が上昇すると、それを抑えるために膵臓からインスリンというホルモンが
分泌されます。 この状態が長く続くと膵臓の働きが低下し、インスリンが分泌
されにくくなり、糖尿病を発症する可能性があります。
そこで、キクイモの
イヌリンを摂取すると血糖値の急激な上昇が抑制されるので、
インスリンはゆっくりと分泌されるようになります。 その結果膵臓へ
の負担が減って、症状が改善されます。このような効能があるので、 キクイモ
のイヌリンが「天然のインスリン」とも呼ばれる由縁なのでしょう。
イヌリンは多糖類の一種で、腸内の環境を整える働きをします。
またイヌリンは水溶性の食物繊維として便秘を解消するなど消化
の問題を緩和したり、満腹感が持続するダイエット効果、血糖値
のコントロール、心臓を守るなど様々な効果があります。
イヌリンは、腸内で水分を吸いゲル状になり、他の食べ物も吸着して
膨れるため、満腹感を得る事ができ、食べ物を送る速度も穏やかにしてくれます。
イヌリンには、腹持ちを良くして過食や間食を抑え、さらに便通を良くする働きがダイエットにつながります。
菊芋の原料を生産してるのは佐賀県にある谷口農園になります。
佐賀県唐津市鎮西町打上地区で有機畑作物とブランド米のコシヒカリを生産している農園です。
また、このページを制作しているのは、プランツフードシステムになります。有機JAS取得からアフターフォローまでを行ってます。
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